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D-Type 1954-1957



1954 Jaguar D-Type Open Two Seater 参照 classics.com


Jaguar D-type XKD 606 1956   参照 WIKIMEDIA COMMONS
ジャガー・Dタイプは、ル・マンにおいて1951年と1953年に優勝したジャガーCタイプの後継モデルとして1954年に発表された。 基本メカニズムはジャガーCタイプの発展形であり、さらに戦闘力が引き上げられていた。外観は通称ロングノーズと呼ばれるモデルとショートノーズと呼ばれるモデルの2タイプある。いずれもジャガーCタイプと同様空力特性を意識した流麗なデザインをしており、これらはマルコム・セイヤーズが風洞実験を繰り返して作り上げたものだ。外観上多くのモデルの運転席後方につけられたフィンが特徴的であり、長時間に及ぶル・マン24時間レースのレースにおいて直進性を高めるのに寄与したとも言われる。

エンジン
3.4リッターの直列6気筒DOHCで、ジャガーCタイプよりもかなり高度にチューニングされ、初期モデルで250イギリス馬力を発生した。1955年にはエンジンヘッドおよび給排気マニフォールドが変更を受け、270イギリス馬力にまで出力が引き上げられている。いずれもドライサンプ化され、車自体の重心を下げることに成功している。

ボディー
オールアルミで、中心部がモノコックである。当時の新技術を駆使して作られたボディーはジャガーCタイプのそれよりも軽量に仕上がっており、車両重量はジャガーCタイプと同じく1016kgに抑えられている。

その他
ホイールはダンロップ製のアロイホイールを装着し、ブレーキはこちらもダンロップ製の4輪ディスクブレーキを搭載していた。4輪ディスクブレーキを搭載した車はこのDタイプが初めてである。トランスミッションは4速マニュアルトランスミッション。

1954年 発表。ル・マン24時間レースに参戦するもトラブルでリタイア。ただしミュルザンヌ・ストレートでのファステストを記録し、戦闘力の高さを印象付けた。
1955年 構造的な変更を受ける。ボディ前半部は重量と剛性の問題より、マグネシウム合金からニッケル合金になった。また、ロングノーズDタイプが作成される。ロングノーズモデルはレースでの空力特性を意識してフロントオーバーハングを若干延長したモデルである。テール部のフィンの形状も見直された。エンジンもヘッド、給排気マニフォールドに変更を受け、出力が向上した。この年のル・マン24時間レースにて優勝する。
1956年 エンジンがルーカス製インジェクションを備えたものに変更される。足回りにアンチロールバーが追加されたり、ボディーが軽量化されたりと、さらに戦闘力を引き上げるモディファイが行われる。またこの年の暮れにXJSSの生産が開始される。ル・マン24時間レース2年連続優勝。
1957年 ジャガー社のコベントリー工場を襲った火事により、生産中のDタイプ、XJSSとともに治具がすべて消失。生産続行不可能となり、生産が終了する。しかしル・マン24時間レースへの出場は果たし、3年連続優勝を手中にする。

 
生産台数
トータル 68
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参照 The Jaguar Database  GAZOO.com名車館  ウィキペディア



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